いつかきっとがもう間近

ありのままの生活と夢の中

道具は大事

ポッと思いついたことを考えもせずに、間髪おかずにしてしまう癖がある。あの時もそう、この時もそうと、数え出すとそれは後悔の数になる。

『すぐに剥がれます』という謳い文句の粘着ステッカーを貼ってしまったのは数年前。普通、考えるでしょ、と自分にツッコミを入れながら、車を傷つけないように剥がそうと試みた。ここ数週間の話だ。

太陽で焼き付いたステッカーは、塗料の下にまで染み付いているのか。剥がれない。

日光で焦げた絵柄は薄汚くて、剥がすのをあきらめきれない。そこで、ようやく『スクレーパー』を購入した。

何を持ってしても剥がれなかったステッカーが、剥がれていった。というか、削れていった。やはり道具だ。プラスチックの物差しで、簡単に剥がそうとしたこと自体、間違いなのだ。

ただ、スクレーパーの刃が鋭角に触れた部分が傷となり、残った。この傷、さて、どうしたものか。だから、言ったことじゃない、よく考えて行動しないと、つまらないことで、深みにはまる。

けれど、最初の目的は達成できた。道具は大事。スクレーパーさまさまだ。

 

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