いつかきっとがもう間近

現のこと、夢のこと、

団扇(うちわ)と扇子、扇風機と冷風機とエアコン

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今日も暑い。エアコンはフル稼働だ。その証拠に、もう勘弁してくれよ!とエアコンの部品が変な高い悲鳴をあげている。結構新しめのエアコンで、機能がいっぱいだ。値段が高いエアコンは、初めは感動するが、すぐガタがくるような気がする。

 

それに引き替え、扇風機は壊れない。壊れようがないのかもしれない。単純だから、値段も安い。安いから、すぐ買える。それで、既に用無しになった扇風機が部屋の数だけある。捨てるにも惜しい。けれども邪魔だ。

 

家に1台だけ、冷風機がある。扇風機では熱のこもった風が当たるだけだが、冷風機は冷気を含んだ風が当たる。それで、エアコンの1割程度の値段の冷風機を以前、買ってみたのだ。まあ、涼しくない訳はない。タンクに水を入れて、その気化熱を利用して冷たい風が送られてくるのだから。

 

そう、守備範囲は狭い。ファンが回っている方向だけ、冷たい。それに、水の出し入れが非常に気が利かない。2階に冷風機があるとする。1階の水道蛇口から水をバケツかジョウロで汲んでいき、取り外せない水タンクの中に、水を補給するのだ。そして、季節が変わり、用済みになるときは、タンクの水は必死で使いきり、取り外せない水タンクの中を拭いて乾燥させる。

 

実は1年使用したきり、うんざりしたまま、押し入れで寝てもらっている。この冷風機というもの、冬のファンヒーターに似ている。誰かを快適に過ごさせてあげる為に、他の誰かの下働きがいるのだ。冷風機の場合は、水運び、水切り。ファンヒーターの方は、灯油運び、灯油切り。そうか、値段も似ているな。

 

団扇は無料配布もあるし、買っても安いので、夏には無いよりもあった方がいい。扇子は扇風機くらいの値段だが、どちらかというと機能には重視をおいていない。団扇の動力は腕だが、扇子は手首のひねりだ。団扇が自分に涼しさを与えるとすれば、扇子は他人に涼感を提供するものだ。

 

などと、とりとめもなく述べてきたが、とにかく、暑い。こんな日は、家にいるより図書館かスーパーマーケットにでも行って、涼んでいたい。35℃近くなると、室温28℃でも十分に涼しく感じる。全館冷房というのが素晴らしい。家では、一歩部屋を出ると、風呂場でもトイレでも隣の部屋でも、暑いのだから。