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いつかきっとがもう間近

現のこと、夢のこと、

ひな祭りに親しみがなかったのは

「お雛さまの髪を触ったらだめ!」

「丁寧に扱って!」

「そうじゃないでしょ、右側に飾るのよ。なんでわからないの」

「ちょっと、あっちで遊んでいてくれる?」

 

別にひどく悪い母ではなかった。

別にひどく乱暴な子でもなかった。

だけど、大事にしてもらいたいがために、神経質になっていた母。

それに上手く対応できなかった子。

 

ひな祭りはしらじらしい

楽しい気持ちを否定された子どもは

泣くのを我慢して雛人形を恨んだ

母を恨むかわりに

 

でももう忘れてあげる

今年は最後のつもりで

雛人形

ひなあられも

桃の花も、飾ったから