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いつかきっとがもう間近

現のこと、夢のこと、

すごくいいアイディアだったのに。

食器を洗ったり、洗濯を干していたりしているとき、突然、ぼんやりと物語が頭の中に浮かぶ時がある。そのときは、ぼんやりと話をすすめていって、少しずつ言葉を紬ぎだしている。そんなとき、ああ、おもしろいなぁ、楽しいなぁ、と感じながらある程度完結させていく。

なのに、食器を洗い終えたり、洗濯を干し終えたりすると、もう朧げながらにしか覚えていない。なんの話だったっけ、ああ、そう、ぼんやりさんの話だったとほんのとっかかりだけ、思い出す。けれどそれは、さっきのワクワクするような物語のとっかかりではなく、味のなくなったガムのような代物になっている。

すごくいいアイディアが浮かんでそれをモノにする人は、すごく敏捷で頭のいい人なんだろう。無防備に物語とたわむれている私は、ただの夢想家なんだろう。残念無念。また明日。