いつかきっとがもう間近

現のこと、夢のこと、

パンの代わりにお餅を食べました。

最近、スーパーに買い物にいくのをさぼっています。さぼっていても、何らかの食材が冷蔵庫の中にあるから、あまり急いでいく必要性がないのです。けれども、ちょこちょこ、いつもはAなのに今回はBという料理や食材が増えてきます。

その一つ、パンを切らしてしまいました。ホットケーキはこの前食べたし、どうしようかなと考えていると、思い出しました。冷凍庫に凍らせていた餅を。

餅は餅つき機で去年実家でつきました。我が家の「普通の餅」は「まるもち」で、出来たての熱い餅を左の親指と人差し指で丸餅ひとつ分ずつ締めるように切っていき、冷めないうちに大急ぎで、丸い形にしていきます。空気を入れずにシワを作らずに、きれいになれきれいになれと丸めるのです。

今回のパンの代わりにした「なまこ餅」は、名前が嫌いなので若い頃は苦手でした。海鼠です。その形を海鼠という名をつけた人は思いもしなかったでしょうが、その名前のためだけに私は「なまこ餅」が苦手で、どうしても食べたくない物の一つでした。

なんていう幼稚な発想をとっくに卒業したので、去年も「なまこ餅」を作りました。なまこ餅は、作るときは簡単です。つきたての餅を適当に大きく分け、手で太い棒状の形に整えるだけです。自然に上がダランと円弧を描いてきて、「なまこ」形になるのです。それを一日くらいそのまま置いておき、包丁で切っても型くずれしないくらいになったら、自分の好みの厚さに切ります。この「切る」というのをうっかり忘れていたら、大変です。餅の塊ですから、すごく切るのに手間と時間と力がいります。

その「なまこ餅」を一人2枚ずつ、フライパンに並べ、マーガリンを入れて中火にして蓋をします。そのまま、そのまま。その間、コーヒーを沸かして、目玉焼きとウインナー、生野菜などを準備して、おもむろにフライパンをゆすります。そして蓋をあけて、トングでひっくり返してまた蓋をします。全体で10分もかからずに、朝食の出来上がり。

お餅は少し醤油をかけて食べれば、美味しく食べられました。