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いつかきっとがもう間近

現のこと、夢のこと、

初詣に行きますか

 今年もまもなく終わります。初詣でお願い事をわんさとしたこと、覚えていますか。そのお願い事は叶いましたか。

「今年もみんな無事で過ごせますように」これはほぼOK。神様、ありがとうございました。

「父さんと息子が仲直りしますように」うーん、完全とはいえないけれど、何年かぶりに父と息子のツーショット写真、撮れました。神様、ありがとうございました。

「ピアノが上手になりますように」……ジャズピアノを学習しています。毎日とはいかなくても、結構練習しています。上手とまではいきませんが、続いているということで、神様、ありがとうございました。

「小説家になれますように」これはね、どう言えばいいのかしら。

「あの人に逢えますように」これもね、どう言えばいいのかしら。

 ご自由にご縁がありますように、なんてわけのわからない屁理屈をつけて55円のお賽銭をコトンといれた。一つ一つの願い事に長い時間をかけるので、はじめは隣にいたはずの夫は疾うに境内の外の喫煙場所でタバコを吸っていた。そんな光景をもしかしたら幸せと呼ぶんだろうかと、ぼんやりした頭の中で考えている。

 

 この人間にはこの程度の幸せ、あの人間にはあの程度の幸せというふうに、人によって幸せの限界があるのかもしれない。その限界がすごく小さかったら嫌だなと思う。願っても願っても叶わないなら、「はい、あなたはもう限界なのでそれ以上の幸せは無理ですよ」と夢で告知に来てくれたほうがマシだろうか。それとも、いつかきっとと希望しつづけている方がマシだろうか。

 

 

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