いつかきっとがもう間近

現のこと、夢のこと、

参列しなかった卒業式

今週のお題「卒業」

 

「母さんが来るんなら、僕、卒業式に出ないから」

明日が中学の卒業式という夜、息子が言い放った言葉

 

コサージュは日中、生花をアレンジして作っていた

黒いスーツはクリーニングの袋から出して

タグは切って捨てておいた

体育館は寒いだろうから、ストッキングはやめて

タイツをはくことにしていた

準備万端、後は雨が降らないことを祈るだけだった

 

何をいっても、きっとダメなんだろうなと息子の目をみてわかった

OK、じゃあ、母さんは家でご馳走作って待ってるわ」

無理やり明るく声を絞り出して

さあさあ、明日は卒業式なんだから早く寝なさいね、と部屋に追いやった

 

翌朝、「行ってくる」という息子に

体育館は寒いから風邪ひかないのよ、などと語りかけ

「卒業、おめでとう、晴れてよかったね」と送り出した

 

あれから何年たったかな、

あれもこれも強烈な思い出、ありがとう

今まで一番印象に残っている卒業式は

参列しなかった卒業式

それも、よか!!

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猫の日

え? 誕生日が猫の日なの? いつが猫の日?

そんな会話を昔したことを思い出した。

ただの語呂合わせに違いない猫の日に、

意味を与えた会話だった。

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さて、本質をつくと皆が困るのは、何でしょう。

メンタルで病気になり、休む人がひとり、ふたり、さんにん

 

休んでください

苦しまないでください

みんなアナタの味方です

 

メンタルでミスをして、叱責されざわざわする人がひとり、ふたり、さんにん

 

どんな発生状況でしたか

その発生原因はなんでしたか

今後どうやって善処しますか

 

嘘ばかり

嘘ばかり

嘘ばかり

 

本当のことは皆わかっているのでしょう?

本当のことは皆知っているのでしょう?

なのに、本当のことはなかなか言えないのは何故でしょう

 

困るのは誰

本質はあなた

困るのはあなた

潰れるのは、わ・た・し

だから、言えない

楽しくはない

今日の学校、楽しかった?

おばあちゃんの家に行って、楽しかった?

B子ちゃんと遊んで、楽しかった?

お正月は、楽しかった?

 

「楽しかったよ」は、10歳まで。

「うん」は、15歳まで。

「……」は、20歳まで。

楽しい攻めの質問をされて

楽しいことが何なのか、わからなくなった

 

それからというもの、俯いて暮らした

朝起きて食べ、昼働いて食べ、夜は食べて寝る

単純な生活を繰り返した

 

単純な生活は心に栄養をもたらし

楽しい病から立ち直った

楽しそうなふりをしなくなった

楽しい人たちに押しつぶされなくなった

 

 

 

 

 

木登り  サルスベリ編

今週のお題「何して遊んだ?」

子供の頃、遊んでいた公園には巨大な池があり、その周りを草木が覆っていた。

その中程に大きな百日紅の木があり、当時は「サルスベリ」という語感から、

あの敏捷なお猿さんでも滑るほどのツルツルの木肌だからその名前になったんだと、

直感でわかったものだ。

百日紅の木は根っこから斜め上に伸びていて、幹の先端まで登ってみると、

大人でも背丈が足りそうにない池の真ん中あたりを見下ろすことになるのだ。

しかし、子供が登るには手頃だった。

木から降りるときは、登るときは気にもとめなかったのに、滑るのだ。

ヒヤッとしながら「わぁ!」と叫んで、無事に降りた時の達成感は、

ツムツムのとりわけ難しい、ミッションをクリアした時と似ている。

あ、、、わからないかなぁ。

 

待つ

待つことが苦手な家庭だった

家族総出で食堂に入った時も

ものの5分待たされると

オーダーが通っていないのではないかと

ザワつきはじめ

その後5分待たされると

材料が足りなくなって料理人が買い出しに行っているのではないかと

コソコソ話がはじまり

その後5分待たされると

もういい。他に行く。こんな待たせる店など二度とくるか。

と一人が立ち上がり、二人が立ち上がり、遅れて渋々立ち上がる。

 

自信がなかったんだね。

みじめになったんだね。

大丈夫だったんだよ。

もう少し私も待てたんだよ。

待ってあげようよ。

ゆっくりすればいいじゃない。

忘れていても、思い出させてあげればいいじゃない。

優しくなろう。

優しくなろう。

優しく、してもらおう。

 

よかったね、おめでとう。

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今日、いいことがあった。

とても嬉しくて、会う人会う人に、こうでね、ああでね、と話した。

よかったね、おめでとうと言ってもらい、また、よかった、よかったと喜んだ。

やっぱり、お祝いごとは良いものだ。

春が来たかな。

夏になるかな。

おめでとう。よかったね。